大分動物愛護センター ボラトリ 2025年1月
- Be Lav
- 1月14日
- 読了時間: 2分
2025年初のボランティアトリミングはスゴイ状態の子から始まりました。
ドッグサロン業務の中ではまず、お会いすることはないであろうほどに伸びっぱなしの被毛が汚れとモツレでフェルト状態になってしまっていたヨーキちゃん。

センターでもそのまま洗うことができなっかった状態なので、抱っこをした瞬間鼻を衝くような臭い。
「こんなになるまで。苦しかっただろうね」

もうここまで酷いとできることはバリカンで短く刈ってあげること。
健康かどうかも分からない皮膚を傷つけないように慎重に、でも迅速に作業を進めてあげました。
刈るというよりも、【剥がす】と言った方が正しいのでしょうか。
分厚いフェルトの裂け目から少しづつ皮膚が見えてきました。

フケや汚れでボロボロになってはいるものの、だんだんと姿を現してくるヨークシャーテリアちゃんの可愛らしいお目々にみんながホッとしました。
汚れは積み重なったものがなかなか落ちないのか、3回シャンプーをしたけどスッキリキレイな状態になるまでは少し時間と回数が必要なようです。

この日トリミングをした子たちは6頭。
大型犬から柴犬ちゃん、お部屋に入ってきた時は恐る恐る様子を伺っていた子たちはお水に塗らすだけでもゆっくり進めてあげなければならない子も少なくありません。
身体の大きな子たちはなかなかお家が決まらず、センターで何度もシャンプーをする機会がありますが、苦手なお水も少しずつ大丈夫になっていく子たちもいるのです。

何だかちょっと複雑ですよね。
早くお迎えが来てほしいのだけど、このままトリミングが苦手なままだったらどうしようと思っていたのに、いつの間にかセンターでトリミング経験を積んでいく子たちが成長していくんです。

素直に喜んでよいものなのか・・・。
愛護センターの職員さんたちも、SNSやホームページを有効に活用して収容されている子たちの魅力をたくさん発信されています。

ぜひこの子たちのことをもっと知ってもらい、たくさんの方に会いに来ていただきたいです。
1月の譲渡会 1月26日(日)
2月ボラトリ 2月7日(金)
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